デュアルディグリー学生の声

 

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なぜ留学したかったのですか?ビクトリア大学へ来ることをどのように決めましたか?

海外で働きたかったので、留学を自然に考えていました。カナダ、特にビクトリア大学を選んだことは、英語を完璧にする目標があったこと、ビクトリアそしてバンクーバー島が住むのにとても美しい場所であることが大きく影響しました。

あなたが見たヴィッテン・ヘァデッケ大学とガスタフソンでの経験の大きな違いはなんですか?

両方の大学での一番大きな違いは、勉強での自由度の違いです。ヴィッテン・ヘァデッケ大学では決まったカリキュラムが無く、殆どの授業は学生一人で書いた論文によって成績がつけられます。一方ビクトリア大学ではカリキュラムのある正反対のスペクトルを持っており、殆どの試験が選択問題や短答問題となっています。しかしその明確な構造は、ビクトリア大学のより大きなサポートにも表れています。全ての学部の事務局にはもっと人数がおり、問題に直面したどんな学生に対しても手を差し伸べてくれます。

あなたは二回目のCo-opをカナダとドイツでしましたね。どうでしたか?どんな困難に直面しましたか?それらをどのように乗り越えましたか?

ドイツの会社のみとの仕事でしたので、主な困難は必要なデータを移行することと遠隔勤務をすることでした。特に、変更を実行する際や、まだ形式化されていない情報を調査する際に、オフィスにいる必要がありました。

商学士号過程の間、異なる文化の“ギャップを埋める”ためにどんな経験を生かしましたか?

文化的な違いが正確に意味するものではないかもしれませんが、いつくかのチームでは言語が壁となっていました。留学生の中には英語を苦手に感じている人もおり、チームがその限界に対処する必要がありました。さらに文化の違いに関係するもう一つの問題は、チーム内でのコミュニケーションと、クラス全体の前でのプレゼンテーションでした。私はコミュニケーションにおいて率直であり、カナダやアジアでの通常より批判的であることがわかりました。私の経験では、クラス全体の前でのプレゼンテーションは特にアジアの留学生にとって難しいように感じました。奮闘している学生のために、可能な限り心地よい環境を作ることがチームにとって必要でした。

カナダでの生活について、デュアルディグリープログラムの学生に役立つ意見を教えてください

何よりもまず、私の経験上カナダ人は外国人に対しとても友好的で喜んで手助けしてくれます。大学の職員の方はまさにそうであり、留学生は遠慮せず手助けを求めたほうが良いです。二つ目に、バンクーバー島は美しいです。デュアルディグリーの学生は、大学の忙しさに負けることなく、島中の美しさを楽しんでください。

 

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ビクトリア大学に来ることをどのように決めましたか。中国とカナダでの大学経験において一番大きな違いは何ですか。

もっと英語の環境に身を置きたかったことが理由です。デュアルディグリーの留学先の大学を選ぶ際に、私には三つの選択肢がありました。二つはイギリスの大学、そしてもう一つはビクトリア大学でした。北アメリカが良かったのでビクトリア大学を選びました。
 
一番大きな違いは言語とCo-opです。当たり前ですがここでは毎日英語を使う必要があります。またガスタフソンでは3つのCo-opをする必要がありますが、中山大学では必須ではありません。

あなたは三つのCo-opをカナダでしましたが、どうでしたか?どんな困難にぶつかりましたか?それらをどのように乗り越えましたか?

就労経験を与えてくれ、お給料までもらうことができ最高でした。英語は大きなチャレンジでした。しかし練習を重ね、仕事後に同僚と一緒に過ごすことによって向上することができました。

どのようにしてKPMGで会計士になりましたか?オフィスでの一日はどんなものですか?

カナダにきて3か月が経った後、アルバイトを見つけることは後にCo-opを探す際に有利だと気付きました。H&R Blockからオファーをもらい、彼らの税務コースを取りました。この仕事によって、小規模な現地会計事務所での二つ目のCo-opを見つけることができました。さらに会計に身をさらすことによって、会計に関係する別の仕事をFICOMで見つけることができ、そこでKPMGとの面接のチャンスを得ました。一貫した職歴を持つことが重要です。
 
私は普段オフィスで勤務していません。監査グループの一人であるため、顧客のオフィスに行かなければならないからです。基本的に、朝顧客先のオフィスへ出向し、パソコン、ネットワークなどすべてを準備します。もし何かわからないことがあれば顧客に直接質問します。繁忙期の勤務時間は長いですが、夏は落ち着いています。

会社があなたを雇った際に、どんな特定のスキルを考えていたと思いますか?

  • 会計に関する職歴
  • 細部への高い注意力/勤勉さ、これは成績に関係しないものかもしれません
  • 高いタイムマネジメント能力―繁忙期に重要です

最近卒業し、初めて仕事に就こうとしているデュアルディグリーの学生への三つのアドバイスは何ですか?

  • ネットワーク―お茶に誘うこと
  • できる限り多くの仕事に応募し、停滞しないこと
  • 自分が興味のある、または自信がある仕事に絞ること

 

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ビクトリア大学へ来ることをどのように決めましたか?ここで何を学ぶことを期待していましたか?商学士課程で最も価値のあるものは何ですか?

高校の時から海外へ留学することを考えていました。北京交通大学への入学が決まった時、インターナショナルプログラムへの入学を志願しました。私の大学はアメリカ、カナダ、オーストラリアに沢山のデュアルディグリー提携校を持っています。大学の良い評判、Co-opプログラム(有給インターンシップ)、そして治安の良さからビクトリア大学を選びました。デュアルディグリープログラムは私の学士号課程の価値を高めてくれ、英語を上達でき、世界各国の友達を作れると思いました。異文化チームワーク、ケーススタディ&プロジェクトスタディ、そして交換留学が私にとって最も価値のある経験です。それらは私のグローバル認識、異文化コミュニケーション力、問題解決能力を高めてくれました。文化のギャップを埋めるカギは信頼を築くこと、そして多様なチームの中で共通の価値観を作り上げていくことです。ケーススタディを通して、どのように世界的企業がグローバル市場において様々な戦略を導入しているかを学ぶことができ、私はそれらをプロジェクトに柔軟に生かすことができました。

交換留学について教えてください。

私は新しいことを探求することが好きです。交換留学は世界を違った視点で見るユニークな方法を教えてくれました。スウェーデンでの4か月間、私はスウェーデン語の基礎を学び、多くの現地企業やブランドについて深く理解することができました。またスウェーデンは最も性差別の少ない国であることを学びました。スウェーデンの父親が家で子供の面倒を見ることはごく普通のことです。またスウェーデンでは長距離バスのほうが電車より便利なこともわかりました。冬の厳しい気候は電車の遅延を招くからです。
 
学期休みにはチェコ、ドイツ、ルクセンブルク、フランスへ旅行しました。プラハでは、ヨーロッパで最も深い地下鉄に乗りました。パリではルーブル美術館の前で最高のホットチョコレートを飲みました。交換留学の学期が終わった後は、すぐに家には帰らずギリシャ、イタリア、デンマークへ旅行しました。ギリシャに行く前、様々な旅行サイトのブログでギリシャに関するネガティブなコメントを多く目にしました。偏見を持ったままアテネへ向かいましたが、私は見て経験したすべてのものに驚きました!大半の観光地の近くに位置する“オールドアテネ“地区に滞在しました。危険を感じることはなく、むしろギリシャは神聖と平和の感情を与えてくれました。史跡は太陽の光に照らされ、それはまるで古代ギリシャ時代で時が止まっているかのようでした。テラス席のあるカフェやレストランは路地に隠れており、観光客と現地の人々が活気の良い会話を楽しんでいました。もしギリシャへ行っていなければ、私は偏見をずっと持っていたことでしょう。交換留学の経験は、その国を知りたければその国に直接行くことが最高の方法であることを教えてくれました。誰かの意見ではなく自分自身の経験に基づいて世界の絵を描いていくことをとても楽しんでいます。

グローバルビジネス修士課程での期間、プログラムから何を学びましたか?

私はさらに客観的になり、世界中の友達を作る勇気を得ました。教室内外で文化の違いを学びました。私のクラスメイトはカナダ、韓国、フランス、中国本土、台湾、スウェーデン、エジプト、インド、イラン、パレスティナ、ガーナ、ナイジェリアなど様々な国・地域から来ていました。この数年間で私たちはともに学び、旅行し、楽しい時間を過ごしました。プログラムは私たちに家族の絆を与えてくれました。異なる場所でインターンシップをしている今でも、距離は私たちの関係を止めることはできません。


ビジネスでは文化は重要です!私は男性・女性社会を理解するための多くの文化的理論、直接的・間接的コミュニケーション方法、ヒエラルキーに対する異なった文化的感じ方を学びました。異文化ビジネス交渉に対応するための正しい戦略の使い方を学びました。さらには自分を深く省みる機会を与えてくれ、自分自身の文化をさらに理解することができました。ビクトリア、モンペリエ、ソウルでの生活は、北アメリカ、アジア、ヨーロッパの比較社会経済環境の包括的な理解を高めてくれました。

商学士号課程とグローバルビジネス修士号課程はどのようにあなたの専門的能力の開発を向上しましたか?

商学士号課程とグローバルビジネス修士号課程は、グローバル市場でのビジネス問題を理解するためのスキルを与えてくれました。特にグローバルビジネス修士号課程はフランス、韓国、カナダで学び働く経験を与えてくれました。韓国での二つの国際的コンサルティングプロジェクトは大変学ぶことが多い経験でした。プロフェッショナルのコンサルタントとしての実用的な理解を深めただけではなく、世界のあらゆる場所からくる機関や個人と効果的に働く力を発揮することができました。ソウルでの最初の二週間は、4人の同僚とともに中小規模のスキンケア会社のグローバル価格戦略を作り上げました。8時間の時差をすぐに克服し、文化の壁を乗り越え、顧客のニーズを早く理解する必要がありました。すべては時間との戦いでした。二つ目のコンサルティングの顧客は韓国の最大化粧品会社の一つである“LG household & healthcare”でした。11人の同僚と共に、アメリカ市場における彼らの主力商品の売り上げ向上のためのマーケティング戦略に取り組みました。私たちは本社に招かれ上司に会う機会をいただき、部門の経営陣に直接報告することができました。このプロジェクトのための時間は十分にありましたが、予期せぬ出来事はよく起こります。多国籍大企業は長けたグローバルな発想を持っており、顧客はチームと私に枠にとらわれずに働くことを求めました。時には同僚、教授、顧客の異なる文化によって生じた問題に対処しなければなりませんでした。それは教室で学んだ異文化経営論を実際の職場で応用する機会を与えてくれました。商学士号課程とグローバルビジネス修士号課程は、現在のビクトリア大学での仕事にたどり着くために重要な役割を果たしたと思います。

交換留学を考えている学生へのアドバイスは何ですか?

私を成長させてくれたのは時間ではなく経験です!私のアドバイスは、幸せなことであっても悲しいことであっても、交換留学中のすべての瞬間を楽しむことです。そして、困難や未知に臆さず、世界中の他の国々を探求していってください。

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なぜ留学をしたいと思いましたか?どのようにビクトリア大学を選びましたか?

海外で修士号取得をずっと目指していました。学位を取ることだけが目的ではなく、異なる文化を経験し、新しい言語を修得し、様々な視点を得たいと思っていました。デュアルディグリープログラムを知った時、私は両親とアメリカで働いているいとこに相談し、最終的に二年間で自分の計画を実現するチャンスをつかむことにしました。

学士号課程の間、文化の“ギャップを埋める”必要を感じましたか?もしそうだった場合、例を教えてください。

私の経験では、違いを生むことは人生経験です。もし一方がトピックについてよく知らない場合、お互いを理解する上で会話にギャップが生まれてきます。そのギャップを埋める最良の方法は、さらに挑戦し、さらに経験し、さらに話し合っていくことです。

Co-opの経験について教えてください。

今の仕事に関係するCo-opは、二回目と三回目にあたるバンクーバーの小規模な会計事務所での7か月にわたるフルタイムのCo-opです。私にとって仕事での最大のチャレンジは、顧客とどれだけ自信をもって英語で会話ができるかでした。これを乗り越えるために、電話をかける前に練習し、同僚にアドバイスを求め、素晴らしい同僚と上司から大きな支援をいただきました。Co-op学期に向けた準備としては、私のアドバイスは時間を有効に使い、積極的であることです。全力で学び、全力で遊んでください。さらに重要なことは、常に自分を信じることです。

卒業後、どのようにプロの会計士になりましたか?Co-opの経験は現在の仕事のオファーをもらうためにプラスになりましたか?

会計学専攻で、監査業務の会計業界での二つのCo-opを経験した私にとって、プロの会計士になることは順調だったと思います。Co-opのおかげでこの業界の経験を積み、キャリアの早い段階で深く理解することができ、この仕事に就く大きな助けとなりました。

あなたのオフィスでの典型的な一日はどんなものですか?あなたの仕事で一番好きなことは何ですか?

大抵は9時ごろオフィスに出勤し、その日に処理するファイルを仕分けし、素早く仕事に取り掛かります。1時ごろ、ランチ休憩を取ります。時々私たちのグループは外でランチを食べたりします。一日のうち、異なる目的(研修、プランニングなど)のための会議があります。様々な業界との出会い、ペースの早い職場環境、物事を学ぶことを楽しんでいます。

ビジネススクールで学んだ最も有益なことと経験は何ですか?現在の仕事でそれらをどのように生かしていますか?

最も有益なこと、それは様々な背景を持つ人々と交流した経験です。好奇心を持ち、勤勉であり、面白い人でいること、この三つがビジネススクールで学んだことであり、どんな仕事においても一番大事なことであると私は思います。

最近デュアルディグリーを卒業し、初めて仕事に就こうとしている学生におくる三つのアドバイスは何ですか?

  1. 積極的であること。どんなことを目指すにあたっても、行動を起こすことが一番の解決策です。
  2. 時間を賢く有効に使うこと。時間は限られており、自分が一番使いたいと思うものに、使っていってください。
  3. 自分に自信を持つこと。

Shusuke Takamizawa

2019年商学部卒業 明治大学・ビクトリア大学

自己紹介をお願いします。

高見澤秀介です。 明治大学では経営学を専攻し、UVicでは商学を学んでおります。現在は、UVicのインターンシッププログラム (Coop)を通じて得た金融業界での就業経験を元に、日本国内のみならず、北米や欧州にて就職の機会を模索中です。

留学をしたかった理由は何ですか?なぜビクトリア大学のデュアルディグリープログラムに応募しましたか?

経験上、留学のようなプログラムは親元と自国を離れるため多少の苦悩は伴うものの、かなりの成長を約束してくれると知っていたからです。

私は小学生の頃、約3年イギリスに滞在し、高校生時代ではアメリカ留学をしていました。経験だけを見ると華やかかもしれませんが、小学生の頃は英語で話すのに恐怖を感じ学校に行きたくないと駄々をこねたこともありました。高校生の頃はホームシックで実家に帰りたいと悩んだ日もありました。しかし「チャンスは苦境の最中にある」とアインシュタインも言うように、私にも転換点が訪れました。それは何の前触れもなくやってきたので、苦境が楽境に変化した明確な理由を伝えることは出来ないのですが、少なくとも私はその転換点以降、英語で会話をすることに躊躇がなくなったと記憶しています。この経験から私は、苦難を乗り越える瞬間に起こる達成感と快感を覚えました。

ビクトリア大学のデュアルディグリープログラムに応募した理由は、高校で学んだアカデミックレベルの英語を、ビジネスレベルにしたいと思ったからです。プログラムは、約2年半という比較的長期間であり、卒業するためには4ヶ月×3回の就業経験を必要としているものでした。多分の苦悩があるとは想定していましたが、過去に経験したものより強い達成感を得られることに期待もしました。また、2年間大学の専門知識を英語で学び、それらが現場でどのように使われているのかを就業経験を通して確認できる環境は私が切望しているものであると思いました。

明治大学とガスタフソンでの経験で大きな違いは何ですか?

大きな違いは授業では議論の時間があり、その議論における予習が充実していること、授業についていくのが難しい学生へのサポート体制がある事の2点です。

カナダの授業は、日本のように教授の話をただ聞くだけではなく、議論やグループワークなどを通して学生が積極的に参加できるよう設計されています。ほとんどのシラバスには各週の議論テーマや、それに関連する記事・コラムのリンクが掲載されています。学生たちはそれらの記事を事前に読み込むことで、予習前における自身の意見をさらに深堀りしてディスカッションに臨みます。

例えばCOM410のBusiness Leadershipという授業では、4ヶ月の学期を通して、各業界で活躍するリーダーたちの性格をボールマンとディールが発表した4つの枠組みに当てはめて分析していきます。教授は授業の初めに最新のニュース内容を織り交ぜながら、「この業界で活躍する〇〇は、4つの枠組みのうちのどれに当てはまると思う?」と投げかけます。生徒たちはこの問いに答えるために、事前知識としてそれぞれの枠組みの違いを理解していなければいけません。もちろん、教授は各枠組みの例が掲載されているレポートやコラムを添付してくれるので、きちんと予習をすれば問題なく自分の意見を発言できます。成績の10〜20%をこうした発言による出席点で占められているため、多くの学生は真剣に参加しています。

一見難しそうに感じたかもしれませんが、教授は決して秀逸な意見を求めているわけではありません。「よく分からなかったけど、〇〇だと思う」といった発言でも構いません。重要なのは積極的に参加しているという意思表示をすること。カナダでは教授と生徒の距離感が近いです。私はカナダに来た当初、こうした議論形式の授業に慣れなかったため、教授のオフィスへ頻繁に通っていました。ある時私は「レポートもなにが書いてあるか分からない、授業の内容もよく分からない、全部教えて欲しい」と頼んだこともありますが、教授の方は快く丁寧に説明をしてくれました。何で苦しんでいるかわからない状態でも伝えてみることで、大きく変わることがあり、それを評価してくれる体制がカナダは整っていると実感しました。

BComプログラムでぶつかった困難は何ですか?それらをどのように乗り越えましたか?

最初にぶつかった困難はグループワークです。ファイナンスや会計の授業科目を除いた場合、こちらでは4〜5人で構成されたグループで授業の課題を行うのが一般的です。ガスタフソンでは多様性を尊重しているため、メンバーの性別や出身国に偏りが出ないようにチームが組まれます。最初のチームメンバーは、スイス、カナダ、中国出身でした。さらに面白いのは、学期で一緒になったグループメンバーとは運命共同体になることです。なぜならチームで行うプレゼンテーションやレポートは、メンバー内で同じ成績をつけられるからです。仮に誰かがサボって低い成績をつけられたとしても、それはそのメンバーの意欲を引き出せなかった他の人たちの責任となります。

チームが「同じ目標」を達成するには、この意欲の違いを認識し、歩み寄ることが鍵であると私は知りました。メンバーの1人は大学院進学のために高成績を取得したいという思いがありましたが、あるメンバーは学生ローンがあるため、仕事とのバランスを考慮しながら勉強したいという主張でした。これらを乗り越える方法として最も効果的だったのは、話し合いを通じて仕事量をお互いが納得する量に配分することです。仮に8割の成績取得を目標とした時に、仕事と両立したい学生にとっては、4人で均等に25%ずつの仕事量は明らかに負担になります。それぞれの生活状況を加味した上で、私たちは大学院志望の学生が少し多めの35%の作業を受け持ち、その人は15%の作業量を負担することを最初に話し合いました。結果としてお互いが納得して取り組むことができ、目標の成績を取得できました。

未来のデュアルディグリープログラムの留学生へのアドバイスをお願いします。

苦労と利得は等価交換だと私は信じています。それなりの努力で、良い結果を出せたのは時の運でしかなく、長期間で見た時にいずれその努力では超えられない壁が現れます。留学、外資系勤務、海外移住、確かにどれも魅力的な言葉であり、憧れる気持ちもわかります。ですが、現実的にそのチケットを手にする人は、孤独に耐え、逆境に打ち勝ち、諦めずに努力を続けられる人だけだと思います。

デュアルディグリープログラムも同じです。最初は、周りに英語を流暢に話せる人が多く、授業中の議論に参加ができずに落ち込むこともあります。レポートの文字数が多くて何を書いていいのか分からずにイライラすることもあります。英語のプレゼンテーションは今までにない緊張感を経験することもあるでしょう。さらに同時並行で課題に追われることもあるため、上手くいかずにミスをすることもあるでしょう。ですが、大学生はそうしたミスをしてもある程度は許容されます。むしろ、大学生だからこそミスをするべきなのです。なぜなら大学のレポートが書けなくても、プレゼンが上手くいかなくても、顧客の利益や会社の収益には全く影響がないからです。

今の時代はグローバル化社会だと耳にタコができるほど聞いているかと思います。高齢化の進む日本で、日本人だけのグループで、日本語だけを使って仕事をする職場はまもなく無くなるかもしれません。私たちミレニアル世代は人生のどこかのタイミングで外国人と仕事をしなくてはならなくなるでしょう。その時に英語のレポートが書けない、プレゼンの資料が作成できないといったミスは許されません。仕事のミスは信頼の失墜に直結します。

将来の信頼を得るために、大学生のうちに苦労を経験するか、それとも時の運に任せるのか。選択の自由はあります。ただ、進化論で生き残ったのは最も強い者ではなく、 最も賢い者でもなく、変化できる者であったと、最後に伝えさせていただきます。

Chao Wang

2017年商学部卒業 対外経済貿易大学・ビクトリア大学

なぜUIBEのデュアルディグリープログラムの行き先としてカナダを選んだのですか?どのようにビクトリア大学を知りましたか?

対外経済貿易大学国際経済貿易学院を通してデュアルディグリープログラムを知りました。自分のコンフォートゾーンから飛び出し、人生で何か違うことに挑戦することにわくわくしていました。プログラムに含まれる三つの必須有給インターンシップ(co-op)がすぐ目につきました。卒業後海外で就職することを考えていたので、フルタイムの仕事を見つけるためにco-opは大きな助けになると思いました。このプログラムは評判の高い二つの学校で二つの異なる教育を受けられると同時に、二つの学位(経済学士号・商学士号)を取得するチャンスを与えてくれました。

商学士号過程の間、異なる文化の“ギャップを埋める”ためにどんな経験を生かしましたか?

二つの文化の架け橋に自然と自分がなっていました。特に海外でのビジネスについてのグループプロジェクトの時です。アジアの贈答文化からネットワーク中立性に至るまで、自分が持つ背景知識や事実をグループプロジェクトに生かすことができました。また、デュアルディグリーの学生が彼らが持つ異文化コミュニケーションスキルの為に雇用されたことも知っています。

勉学と有給インターンシップ(co-op)の経験はいかがでしたか?あなたがぶつかった一番の困難はなんでしたか?デュアルディグリーの後輩へのアドバイスはなんですか?

対外経済貿易大学とビクトリア大学での経験は互いに補い合っています。対外経済貿易大学での二年間は経済学と統計学の基盤を固めてくれました。ビクトリア大学での二年間はビジネスの授業と職業訓練の組み合わせのようなものでした。JDC WEST (西カナダ最大のビジネス学部生のコンペティション)にビクトリア大学の代表として参加するなど、地域社会のイベントに関わるチャンスがいくつもありました。ビクトリアにある二つの会社で4ヶ月のCo-opと8ヶ月のCo-opをしました。

一番の困難はカナダの職場環境を理解することと交渉力でした。カナダでの就労経験がない留学生にとって、職場での協調と人間関係を築くためには学習過程があります。

私からのアドバイスとしては、Co-opが始まる前にコミュニティのイベントに積極的に参加すること、そしてアルバイトの経験を積むことです。最初の一歩は常に大変です。カナダでの経験があればあるほど、Co-opの就労先が見つけやすくなります。ボランティア活動やアルバイト経験は労働文化の理解に役立つだけではなく、就職のチャンスも高めてくれるでしょう。二つ目のアドバイスは冒険心を持つことです。異なっていることに関して、正解も間違いも、良いことも悪いこともありません。あなたが冒険心を持つ限り、人生は沢山の驚きを与えてくれるでしょう!